- 職場に女性の先輩が多いけど、あまり打ち解けられておらず、仕事の事も聞きづらい
- 先輩女性へ勇気を出して仕事のことを聞きにいっても、口調が強かったり不愛想で怖い
- 職場には先輩も含めて女性が多くて、何だか疎外感を感じる
女性が多く在籍している職場で働く男性の方の中には、業務のことについて質問・相談をしたいけれども、女性の先輩とあまり関係構築できていなくて会話しに行きづらいなと感じている方も多いのではないでしょうか?
男性の先輩だったらお兄さんのような関係で気軽に何でも聞きに行けるのに、女性の先輩とはまだまだそんなフランクな関係になれてなくて聞きづらい…
以前、女性の先輩に業務について質問しに行ったときにすごい塩対応されたから、また話しに行くのが怖い…
などと、僕も悩んでいた時期がありました。
ただ、いくつか意識しながら地道に先輩女性たちと接していくことで、少し時間はかかったかもですが、周りの先輩女性たちと、仕事はもちろんプライベートでも仲良くしてもらえるくらいの関係になることが出来ました。
そんな僕自身の経験をもとに
- 先輩女性に可愛がってもらうために意識すること
- 先輩女性といい関係性を築く大切さ
を紹介していきたいと思います。
職場の先輩女性に心を開いてもらうのには時間がかかりがち
人にもよりますが、先輩女性と気軽に相談できる関係性になるには、ある程度時間がかかることを認識しておいたほうがいいと思います。
先輩女性に冷たくあしらわれたことがある方の中には、同じ男性の同僚Aさんには優しいのに、なんで自分には優しく接してくれないのだろうと悩んだりしたこともあるのではないでしょうか。
その原因には、相手と自分の間に様々な違いがあることも関係しているのではないかと思っています。
焦らず徐々にマイペースで関係構築を頑張っていくほうが、自分の精神衛生上もよいかと思います。
立場、雇用形態、経験…様々な違いがあることを理解しておこう
先輩女性と自分自身の間には、当たり前ですが様々な違いがあります。
- 自分は若手の一般社員で、先輩女性は中堅の役職がある社員
- 自分は全国転勤のある総合職で、先輩女性は勤務地が限定されている一般職
- 自分は前職で営業・企画職経験があるが、先輩女性は入社からずっと同じ支店で事務職として専門的に従事している
など様々な違いがあるため、考え方や相手がこちらに持っている第一印象も違い、固定概念なども存在すると思います。
「若手社員の教育として少し厳しくしよう」「転勤するんだから色々教えても無駄」「他の職種の経験がないからといって舐められたくない」
このような感情が、もしかしたら相手の中に無意識にあり、それが心を開いてもらいづらくなってる一因であるかもしれません。
仲良くなれそうな人から徐々に大丈夫
職場に先輩女性が多いからといって、みんなと初めから仲良くしようと思わなくてもよいです。
職場にもよるかと思いますが、話しやすそうな人、分からないことを聞いたときに嫌な顔をしない人、口調が強いけどお世話を焼いてくれる人など、先輩女性の中にいたりしませんでしょうか?
まずは、自分が一番抵抗のない先輩女性とよい信頼関係を築いていくことを頑張ってみましょう。
その先輩との関係から、他の先輩とも話すことが増えたりして、徐々に職場内における人間関係が広がっていくと思います。
職場の先輩女性にかわいがられるために意識すること4選
僕自身が先輩女性と接するときに意識していたことを紹介します。
当たり前のことだと思うことがほとんどですが、実際に日々の自分の振舞いとして出来ているか思い返してみてください。
まずは仕事に一生懸命取り組む
日々の仕事に対して、一生懸命取り組んでいる姿勢は周りの人間の信頼を得ると思います。
先輩女性と比べて、自分の仕事なんて取るに足らない仕事で、全然信頼を得るようなアピールにならない、なんてことは思わなくて大丈夫です。
電話をひたすら架ける・受ける、書類不備チェックなど、モチベーションが下がる雑務が今のあなたの仕事かもしれません。
しかし、そんな雑務だと感じてしまう仕事も、全力で取り組むことで結果的に周りの同僚の負担を軽くしていることにつながっており、それが信頼を得ることにもつながっている気もします。
素直に、謙虚に、丁寧に
先輩女性との信頼関係ができる前はもちろん、自分自身が仕事や職場にも慣れてきた後も、素直・謙虚・丁寧は忘れずに振る舞うようにしましょう。
先輩女性から指摘・教えられたことは、基本的には素直に受け止めます。
それはどうなのか…と反論したくなってもまず受け止め、本当に間違っていると思ったときはお互いに冷静になった後、時間をおいてから会話をしましょう。
仕事が人よりこなせるようになっても謙虚な気持ちを忘れないようにします。
また、忙しく余裕がないときでも、仕事には丁寧に取り組むことを心がけます。
初歩的ではありますが、業務で書く自分の文字が他人が読めるか客観的に見てみましょう。
自分では予期しないところから、積み上げた信頼が崩れていってしまうこともあります。
相手の目を見て聞く・話す
僕自身、今でも一番意識していることでもありますが、相手の目を見て話を聞いたり、こちらも話すことは大切だと感じます。
特に、何か指導を受けたり、業務について教えて貰ったりしているときに意識します。
僕自身が後輩や部下がいる立場になって思いますが、目を見て話を聞いてくれていると、ちゃんと理解してくれているなという印象を受け、相手を信頼できます。
また、聞く側としても相手の話が素直に入ってきやすくも感じます。
相手の言ったことをメモすることも大切ですが、メモすることばかりに集中し顔を下げがちにならずに、相手を見ることにも意識を向けましょう。
リアクションを大きく
相づちや受け答えなどリアクションを大きく取ることも意識して相手の話を聞きましょう。
相手の目を見て聞くと同様ですが、リアクションがあることで相手は話をしっかり聞いてくれているという印象を受けてくれると思います。
また、仕事の話ではなく他愛もない世間話であっても、リアクションを大きく話を聞いていると話しかけてもらいやすくなり、関係性を築きやすくなると感じます。
男性だからこそ、職場の先輩女性とはいい関係性を築いておくことは大切
職場に男性の先輩も少なく、あまり積極的に人間関係を築くのも難しいなと感じている方も多いかもしれませんが
あなたが職場内で少数派の男性だからこそ、先輩女性といい関係性を築いておくことは大切です。
逆の環境で、女性が少ない男性社会の職場を思い浮かべてみてください。
あなたは男性として、職場の女性を、なおさら後輩だったら、ちょっと心配になったり助けてあげたいなと思ったりし、お節介したくなるのではないでしょうか?
それと同じで、女性社会の職場に後輩男性がぽつんと在籍していると、先輩女性としては何か気になる存在になっていると思います。
だからこそ、積極的に先輩女性へ頼っていき、よい関係性づくりに対しても積極的になっていきましょう。
大人の女性は面倒見がいい
先輩女性と関係性を築く理由の1つとして、大人の女性は面倒見がいいという側面があります。
僕のイメージだけかもしれませんが、男性の先輩と比べても、何かにつけて気にかけてくれたり、教え方・指摘の仕方が丁寧な印象があります。
時と場合にはよりますが、先輩男性は経験して慣れろ的なイメージが強いですが、先輩女性はそれに加えて、しっかり業務内容やなぜその業務が必要なのかまで説明してくれる方も多かった印象です。
また、仕事に関すること・しないことも含め情報共有してくれたり、業務とは直接関係ない休暇取得等のシフト相談など、先輩女性と関係が出来てくると話がしやすくなると思います。
仕事で助けて貰いやすくなる
関係ができてくると、自分が仕事をしていくうえで先輩女性から助けてもらえたりくフォローしてもらいやすくなります。
もしかすると職場によっては、男性社員に対してこれくらい出来て当たり前でしょという、女性社員からの雰囲気や思いが感じ取れ、プレッシャーを感じながら仕事をしている方もいるのではないでしょうか。
そんな中では、仕事上で困りごとがあった際でも助けを求めづらい場合もあるかもしれません。
僕自身、新しく職場に配属された場合はもちろん、取引先から思いもよらない要望を受けた際など、先輩女性と話しやすい関係を築けていたことで、何とか対応できた経験も多かったです。
また対応をミスしてしまった際も、事後対応をフォローしてもらえることもあり、関係構築の大切さを改めて感じました。
まとめ
ここまで職場の先輩女性との関係構築について、意識することや具体的な振舞い、その大切さなどを紹介してきました。
女性社会の職場において、男性社員として少しでもストレスなく仕事をしていくうえでも、上司や後輩など女性の同僚は様々在籍しているかと思いますが、先輩との関係構築が一番大切な気がしています。
先輩女性たちは、恐らく職場の業務を進めていくうえでも、重要な役割を担っていることも多いはずです。
その先輩女性たちと関係性が出来ていれば、上司・後輩にも自身の存在を認めてもらえる状況が作りやすいと思っています。
先輩女性にもいろんな人柄の方がいて、自分に対する言動などで悩むこともあるかもしれませんが、焦らず徐々に自分のペースで関係構築を頑張っていきましょう。
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