- 求人への応募は気になったものへどんどん応募しちゃっていいのかな?
- 応募資格を自身が満たしてはいないけど、応募をしてしまっていいの?
- 求人をキープし過ぎて、何が何だか分からなくなってきた…
明日、あるいは今日これからの仕事に行きたくない皆さん。
僕も行きたくないです。ほやよしです。
「転職エージェントに登録して転職活動を始めてから、面談〜職務経歴書作成をこなし、求人応募するところまで来た!」
「でも、実際に求人票を見てみると業務内容や応募資格など情報が多くて悩むな…」
なんて感じる方も多いのではないでしょうか?
僕自身も、「応募資格を満たせてるか微妙だな」「何十件もどんどん応募してしまっていいのかな」などと応募していく中で悩むことも多かったです。
そんな僕自身の経験をもとに
- 求人応募をするうえでの応募数や管理の考え方
- 応募資格についての考え方
などを紹介していきたいと思います。
自身の転職活動のバランスを見ながら応募していこう
求人応募をするうえで僕自身が心がけたのは、転職活動とその他の物事とのバランスを意識することでした。
僕たちは転職活動だけして生きている訳でなく、仕事があったり家族がいたりそれぞれの価値観を持ちながら生きていると思います。
転職活動を始めたばかりだと、転職活動へ目一杯に力を注ぎ込みたくなりがちですが、自分自身の心身が健全な状態で活動を進めていくことが大切です。
応募する求人が多いと良い、少ないと悪い、というような優劣を意識する必要はないです。
自分の求人応募数が、平均数と比べて多くても少なくても、どっちでも特に関係ないです。
自分自身の転職活動の進め方に合うバランスを見つけて、求人応募をしていきましょう。
数多く応募するのは書類選考の通過率を把握してからでもいいと思う
個人的には、初めて求人応募する段階から何十件も応募はせず、少なめの応募から始めたほうがいいと感じました。
「毎日エージェントからおすすめ求人が送られてくるし、気になる求人も結構あるから、とりあえずどんどん応募しとこう」
「初めての転職活動だし面接も場数を踏まないと。書類選考の通過率も10%っていうし、どんどん応募していこう」
という気持ちで最初から求人応募を数多くされる方もいるかと思います。
僕自身もこんな感じで応募し始めたのですが、予想以上に書類選考を通過することが多く、面接準備に納得いくまで時間を取ることが難しかったです。
スケジュールが面接でいっぱいになる訳ではなかったですが、面接の事前準備や練習を平日仕事をしている中で行っていくのは結構大変でした。
週に2回以上面接が入ってしまったりすると、その対策に割く時間がさらに少なく感じました。
なので、転職を狙っている業界や職種では自身の書類選考通過率はどれくらいなのかを徐々に求人応募をしていく中で把握し、そのうえで自分が面接対策にとれる時間などバランスを見ながら応募数を増やしていくのもよいかと思います。
なんでもかんでも応募しない
毎日のようにエージェントからおすすめの求人情報が送られてくるからといって、むやみに応募しないほうがよいと思います。
送られてくる求人の中には名前を知っている大企業だったり、仕事内容がかっこよく見えるものも多々あると思います。
そのような何となくよさそうな求人に何となく応募していってしまうと、転職活動の方向性がどんどんあやふやになっていってしまう気がします。
最初のエージェントとの面談で活動における方向性を仮であったとしても決めたと思います。
その方向性がたとえ結果的に間違っていたとしても、それはその方向性に向かって走り続けたからこそ分かってくることだと思います。
おすすめされる求人についても、自身が決めた方向性のフィルターをしっかり通したうえで取捨選択しながら応募していくことが大切だと感じました。
転職支援サービスの会員サイト以外での管理も視野に入れよう
転職エージェントなど多くの転職支援サービスでは、マイページのような会員サイトを準備しています。
求人検索から応募まで会員サイトで完結するようになっていてとても便利ではあります。
ただ僕自身、複数社の大手転職エージェントの会員サイトを利用していたのですが、求人の管理には若干不便さを感じました。
エージェントが送ってきてくれるおすすめ求人や自身がブックマークしている求人が溜まっていく一覧リストで
- 並び替えや絞り込み機能の条件が限定的 ⇒ 企業名や業界などの条件がない
- 応募し選考に入ると選考中リストのような別の場所に移動してしまう ⇒ これまでに選考へ進んだ求人も含め一括管理が出来ない
- 業務内容や応募資格など詳細な求人情報は、クリックして中身を見ないと全部は見れない求人もある
のような部分が個人的には不便さを感じてしまいました。
なので少々面倒ではありますが、Excelやスプレッドシートなどで別管理を僕はしていました。
全ての求人という訳でなく、キープしている求人のよく見る情報(業務内容、年収、転勤有無などの項目)に絞ってシートへ羅列し、選考状況も併せて分かるようにしていました。
転職支援サービスの会員サイトは非常に便利だとは思いますが、転職活動の進め方は人それぞれだと思いますので、自身が不便を感じるところがあればそこをピックアップして別のやりやすい方法で管理するなど工夫しながら進めていくこともアリだと思います。
応募資格を満たしていなくても応募OK!だけど
各企業の求人票に記載がある応募資格については、その資格を満たしていなくても応募することは可能です。
応募すること自体を断られたりなど、門前払いのようなことをされることはありません。
ただ、応募資格を満たさない状態での応募については、満たしている場合と比べて意識しておかないといけないこともあります。
もちろん選考通過率は低くなると思います
予想がつくかとは思いますが、応募資格を満たしてない場合は選考通過率は低くなると思います。
やる気や熱意を何とか伝えていければとも思いますが、面接に進む前の書類選考の時点で落とされ、職務経歴書ではやる気や熱意を伝えるのは難しいです。
転職においては、企業側も即戦力となる人材を求めていますので、判断はシビアです。
また、業界や職種についても未経験だと、さらに選考通過は厳しいものになると思われます。
新しい業界や職種に挑戦してみたい場合は、少しでも今の自分がしている仕事と関連がありそうな分野やポジションを探すか、その業界の代表的な資格を取得したりなど、何かしらの工夫をしながら挑戦することが必要でしょう。
応募資格以外の強みをアピールする必要あり
応募資格に満たないからといって諦める必要はないのですが、応募資格をおぎなう強みのアピールは必要です。例えば「営業経験3年以上」というような応募資格を満たせないときに
- コールセンターにて顧客対応とともに関連商品のクロスアプローチを行っており、成約件数の目標を1年間を通して達成 ⇒「目標達成意識」「セールストークのうまさ」をアピール
- 商品開発部門にて社内だけでなく社外の取引先も含めて連携をとりながら新たな商品を考えていた ⇒「コミュニケーション力」「調整力」をアピール
などのように、営業という仕事はしたことはないけれども、これまでの仕事で営業に生かせるような能力を培った経験をアピールするイメージです。
応募資格を満たすか満たさないかに関わらないことですが、目指す求人においてどんな人材が必要そうかを想像し、自分自身のどんな特徴がマッチするかを考え伝えることが大切だと思います。
応募資格を満たしていない場合は、特にそのことを意識して職務経歴書の作成や面接準備をしましょう。
<まとめ>転職活動のバランスや方向性を考えながら、意味のある求人応募をしていこう
ここまで求人応募を進めるうえでの考え方や応募資格について紹介してきました。
- 毎週〇〇件以上は応募しないといけない
- 常時、〇〇件は書類選考にかかっている状態でないと効率が悪い
というような、具体的な応募数を目標にすることは正直どうでもいいことだと思います。
大切なことは、むやみやたらに何も考えずに応募せず1件1件、なぜ応募したいのか、どうしたら内定がもらえそうかなどしっかり考えながら応募していくことです。
それが出来るのであれば、結果的に求人応募できている数が多かろうと少なかろうとどちらでも構いません。
自分自身の転職活動や応募企業が必要としている人材についてをしっかり考えながら、丁寧な求人応募をしていきましょう!
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