- 女性が多い職場で上司も女性。いい関係を築いていくのは大変だな…
- 女性上司に好かれているとは言えないけど、面倒だしもうこのままでもいいかな…
- 女性上司に好かれることに、そもそもメリットはあるの?
女性が多い職場だと、自分の上司も女性なんてことはめずらしいことではないと思います。
これまで男性社会で働いてきた男性の方からすると、どのような感じで女性上司と接していけばいいか分からず、なんとなくコミュニケーションをあきらめてしまうこともあるのではないでしょうか?
共通の話題もなく話しかけづらかったり、一緒に飲みにいくことも少なかったりして、仕事以外で会話をすることも少なかったりしますよね。
ただ、女性上司といい関係性でいることは、自分が働きやすい環境をつくるためには重要です。
今回はこれまで女性社会の職場で事務職として長年働いた私の経験から
- 女性上司に好かれるメリット
- 女性上司に好かれるため意識すべきこと
を書いていきたいと思います。
女性上司との関係性で悩んでいる方にとって少しでも参考になれば幸いです。
女性上司に好かれるメリット
女性上司に好かれたときの大きなメリットとしては、職場内での自分自身の働きやすさ、生きやすさが向上することだと思います。
私自身、仕事のやりがいや内容などよりも、人間関係含め働く環境が良いことのほうが重要だと感じていました。
環境がよくないとどれだけやりがいのある仕事だとしてもやりにくさを感じてしまうと思いますし、逆に仕事内容があんまりでも環境がよければ頑張れることもあると思います。
ましてや、女性が多い環境で働く男性にとっては、人間関係を含め自分の居心地よい職場環境にすることが難しかったりすると思うので、環境を整えていくためにも女性上司とのよい関係性は大切だと思います。
このように働きやすさの向上にもつながる、女性上司に好かれたほうがいい具体的なメリットは次のような内容です。
職場内で影響力のある人物を味方につけることになる
女性上司に好かれることは、職場内で影響力がある人物を味方につけることになり、自分自身が働きやすい職場環境としていくことにつながると思います。
日本の多くの企業ではまだまだ男性が管理職を占める割合が多い中、女性が管理職となるのには男性以上に努力やスキル・経験が求められていると感じてしまいます。
そのため管理職まで昇りつめる女性社員は、そもそも職場内でも認められていたり影響力が強いことが多い印象です。
そんな女性上司の部下であり関係性もよければ、仕事で困ったときにも相談しやすく、影響力や経験もあるので良い方向に解決してくれやすいです。
また、その女性上司が可愛がっている部下ということで、他の社員へ何かお願いや相談するときにも無下に対応されることも少ないと思います。
仕事におけるフォローが丁寧で的確
仕事でミスすることは誰でもあると思いますが、部下のミスに対する女性上司の対応は、男性上司の場合と比べると丁寧で的確だと思います。
男性上司の場合、ミスは必ず起こるもので、ヤバいときには上司自身が出ていってカバーするぜ!というスタンスの方が多いように思います。
これはこれであるべき姿であり、上司にドンと構えてもらっていて安心感があるのですが、上司の力によってその場をしのいでいる感じもしてしまいます。
女性上司の場合は、そもそもミスを起こさないように丁寧に仕事をする、ミスした場合フォローもするが同じことを繰り返さないよう指導したりや業務手順を改善・明確にしたりするなど、男性上司とはまた違うスタンスの方が多い印象です。
ミスを起こさないことが前提なので、そもそもミスが起きないように、起きてしまったとしても繰り返さないように、部下に対して丁寧で的確な指示や指導を日々おこなっているイメージです。(厳しい優しいは別ですが…)
部下としては細かくてうるさく思うこともあるかもしれませんが、女性上司のほうが自身のスキルや知識としての定着がしやすかったと私の経験上は思います。
周りの同僚からも認めてもらいやすい
同じ職場内で、同じチームで、一緒に仕事をしていく同僚からも女性上司に好かれていると受け入れてもらいやすいと思います。
すでに書いている、影響力のある人物を味方につけることにも通じますが、職場内で認められている女性上司が可愛がっている部下だから、部下としての能力も高いのだと思って貰いやすいです。(その期待を裏切らないために、仕事に対して全力で取り組むのは大前提ですが…)
自分自身の働きやすい環境としては、女性上司だけでなく周りの同僚女性とのよい関係性も必要不可欠です。
女性上司に好かれることが、職場内の同僚との人間関係においても良い効果をもたらすことにつながります。
女性上司に好かれるために意識すること
それでは女性上司に好かれていくには、どうしていったらよいのでしょうか?
女性上司に好かれるためには、以下の3点を意識することが大切だと思っています。
- 女性上司の特徴を理解する
- 女性上司に好かれる行動を意識する
- 女性上司に嫌われる言動を控える
それぞれの具体的な内容について紹介します。
女性上司の特徴を理解する
女性上司の特徴としては、大きく分けて「仕事に対する特徴」と「女性としての特徴」があります。
もちろんその方の人柄や会社の雰囲気などにより細かい部分は異なるかと思います。
ただ、特に事務職として働く女性上司は、似たようなバックグラウンドであることも多いので、共通している特徴があると思っています。
- 仕事に対するこだわりが強い
- 自分自身に厳しい
- 男性社員に対するハードルが高い
- 教育熱心
- 男性とは違う家庭での役割がある
- 身体的な違いがある
- 感情的に思える
まずは女性上司の特徴・事情を理解し、あなただけではなく女性上司側にも様々なバックグラウンドがあることを理解しましょう。
その理解がより良い関係づくりのための、あなた自身の行動や精神的余裕にも繋がってくると思います。
それぞれの特徴の具体的な内容については、以下の記事で紹介しているので時間があれば見てみてください。
女性上司に好かれる行動を意識する
女性上司の特徴を理解したうえで、好かれるために意識すべき行動も頭に入れておきましょう。
- 相手の目を見て話を聞く
- 目の前の仕事に100%で取り組む
- 出来ることから実績をつくる
- すぐ意見せずに、一旦飲み込む
- 相手の尊重できるところを見つける
当たり前に思うことが大半だと思いますが、社会人として最低限の行動(挨拶・感謝など)も、私はおろそかにしてしまっていた時期もありましたので、自身の行動を再確認してみてください。
こちらも以下の記事で、各行動の具体的な内容を書いていますのでお時間あれば見てみてください。
女性上司に嫌われる言動を控える
最後に嫌われるような言動についても、意識して控えるよう心掛けてください。
女性社会においては良い情報も悪い情報も光の速さで拡散されますので、例え女性上司の目の前でなくても控えることが賢明です。
- ご機嫌をとる、おだてる
- 「手伝います!」と言う
- 意見をすぐ言う
- 1人で仕事を完結させる
これはよいことなのでは?と思う言動もあるかもしれませんが、「手伝います!」は主体的に動けていない、「意見をすぐ言う」は謙虚さがないと感じられてしまう側面もありますので、同じ言動をするにしても工夫が必要だと思っています。
詳しくはこちらも以下の記事に書いていますので、参考にしていただければと思います。
女性上司との良好な関係づくりをあきらめないで
ここまで、女性上司に好かれておいたほうがいい理由と、好かれるために意識すべきことを書いてきましたがいかがだったでしょうか?
女性社会で男性社員が働いていくのは、それだけで大変なことも多いと思います。
女性上司はもちろん、先輩後輩に関わらず周りの女性社員に対して気を使うことも多く、仕事自体の忙しさも重なって、さまざまなことに目を向ける余裕がない場面も多いですよね。
そんな状況の中では、女性上司との関係づくりや同僚たちとの人間関係も含め、面倒に感じることもあり、あきらめるようなマインドになってしまうこともあるかと思います。
ただ、そんな余裕のない状況や環境も、女性上司との関係性が良くなることで少しずつ改善されていく部分もありますので、この記事が今後みなさんが前向きに行動していける手助けになれば幸いです。
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