- 事務職で上司が女性になるのだけど、男性と比べてどんな感じ?
- 女性上司は仕事や僕たち男性社員に対してどんな感じ?
- うまくやっていけるか不安です…
就職したときや、職場が変わったときなど上司はどんな人なのか気になり、不安になりますよね。
「どんな人かなんて、その人の人柄次第だろ!」
と、言われればそれまでなのですが…
女性上司とよい関係作っていくためには、まず相手の特徴や事情を漠然としていても知っていることが大切です。
そこで今回は、
- 多くの女性上司に当てはまるであろう特徴
- 女性上司の仕事や男性社員に対する接し方
- 女性上司とのいい関係構築における心構え
などを、事務職として女性社会で働いてきた僕の経験を踏まえて紹介していきたいと思います。
男性や他業種の上司とは違う!
これから、事務職で女性上司と働く方は、まず今までの上司とは特徴が違う可能性が高いことを理解しましょう。
女性と男性の性別による違いや、営業職や企画職など職種の違いで、上司の特徴にも少なからず違いがあります。
もちろん人柄による違いはありますが…
- これまで働いてきた環境
- プライベートを含めた上司自身の事情や状況
などにより、事務職上司特有の特徴があると思います。
僕自身、上司や僕の転勤の関係で、これまで様々な上司の方と仕事をしてきましたが、それぞれの部署や性別によって関わり方のテンプレートのようなものが出来てきました。
その上司の中でも、事務職における女性上司については、雇用形態上、同じような環境・バックグランドで働く方が多いので、共通する特徴も多いと思います。
「仕事」と「女性」という側面から特徴を紹介しますので、これから女性上司を持つ心構えとしても、それぞれの特徴を理解しておきましょう!
仕事に関わる特徴
事務職の女性上司について、仕事に関する考え方や進め方、周りの社員に対する対応など、共通するなと感じた特徴を紹介します。
僕の職場では、事務職の女性社員に関しては、全国転勤がある総合職でなく、地域限定勤務の一般職が一般的でした。
そして、女性管理職の方々も、入社から管理職になった現在まで、ずっと同じ職場で勤務している方がほとんどでした。
なので、これらの特徴については、ほとんど変化しない職場環境であったり、仕事自体が専門職化しているところに要因があると思っています。
仕事に対するこだわりが強く、プライドが高い
長年の経験や固定概念により、仕事の進め方や、業務のやり方などへのこだわりが強く、それなりのプライドを持っている印象があります。
事務職では、業務のオペレーションがしっかり確立されてる場合も多く、それを築き上げてきたのは女性上司の方々だったりします。
なので、もっとこうした方がいいのにと思う業務のやり方や考え方が僕自身にあったとしても、その意見を聞いてもらう事自体が僕の場合は難しかったです。
女性上司が自分自身に厳しい性格
事務職の現場では、1つの事務処理ミスが大きなクレームや会社としての損害につながってしまうケースがあります。
そのようなミスの許されない環境で長年働いている女性上司の方々は、自分自身に厳しく仕事をしている印象があります。
なので、女性上司が自分に厳しいからこそ、周りの社員や部下対しても仕事への要求が高く、厳しくなってしまうこともあるかと思います。
男性社員に対するハードルが高い
僕の職場の男性社員は、他の支店や本社から転勤してくる総合職の社員がほとんどでした。
なので
- 他部署での経験もあり仕事できそう!
- 給料多くもらってるんだから、仕事してもらわなきゃ困る!
- どうせまた転勤でいなくなくなるからって中途半端に仕事しないでよね!
のように、新天地の着任時点で男性社員に対する様々な気持ちやイメージがついてしまってることも多いです。
着任直後の期間は、そのイメージと自分自身のスキルのギャップから、つらい期間になることもあると思います。
教育熱心
自身の部下や周りの社員に対する教育や指導が熱心である印象があります。
部下に関心を持たない上司より良い特徴である反面、自分自身に厳しい性格にもつながるのですが、部下への指導も厳しくなりがちです。
上司としては、事務職における部下のミスが、最終的には上司自身が尻を拭かなくてはいけなくなる大きなクレームにつながりかねないため、自身と同様に求めるレベルが高くなるように思います。
女性としての特徴
次に、男性とは異なる女性としての特徴を紹介します。
女性として一般的に抱えているであろうバックグラウンドを、基本的には紹介している感じですが…
男性として、感覚的にではなく具体的に知り理解しておくことか大切だと思いますので、目を通して頂ければと思います。
男性とは違う家庭での役割がある
働く女性の多くは、仕事が終わっても家庭で「母」「妻」「娘」などの役割を求められます。
管理職としての仕事をこなした上で、家に帰れば家事、育児、介護などをこなすと、1日中行き着く暇も少ないですね。
職場で見ている上司だけでなく、このようなバックグラウンドで家庭でも役割をこなしている上司の姿も理解することは、よい関係構築するうえで大切だと思います。
身体的な違いがある
女性には、月の物があり毎月1回、体調がよろしくない期間が一定であります。
また、頭痛持ちも男女比で見ると女性の方が多いようです。
そもそも、体力・肉体的に基本的には男性の方が優れている中で、月の物や頭痛と闘いながら、僕らと同じように仕事をしているのです。
感情的に思える
男性から見ると、女性は感情的で怒りっぽいと見える部分が多々あるかもしれません。
ただ、そのような科学的根拠は特段ないようです。
たしかに、僕の女性上司はいつも、何かや誰かに怒っていたりカリカリしていた印象があります。
自分自身が怒られるわけでなくても、それを見ているだけで嫌な気持ちになったり、テンションが下がりました。
この人はこの状態が通常運転なんだと、割り切ることも必要だと思います。
良好な関係構築には、特徴や相手側の事情を理解する事が重要
「仕事」と「女性」という2つの面から、女性上司としての特徴を紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
良好な関係構築のためにも、紹介したような女性上司の特徴をまずは知り、理解していく事が重要です。
女性上司ともう働いている方、これから働かれる方の中には、自分のせいで関係がうまくいかない、合わないなどと考えてしまう方もいるかと思います。
しかし、それは間違いです。
女性上司側にも、様々な事情やバックグランドがあり、うまくいかない要因があなたのせいだけでは必ずしもないからです。
それが理解出来れば、女性上司に対するストレスも減り、あなた自身に余裕が生まれることで関係構築へプラスに働いてくれると思います。
女性上司とともに働いていく第一歩として、まずは女性上司の特徴を踏まえて、相手側の事情や状況を理解するところから始めていきましょう!
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