- 転職活動をある程度続けてきたけど、なんかうまくいかないな…
- この企業への転職が実現できれば、本当に自分は幸せになれるのだろうか…
- このまま転職活動を続けていく意味があるのだろうか…
転職活動を初めて数カ月、日々求人を探し、職務経歴書を書き、面接日程を調整して…
と、本業を行いながら何とか転職活動をこなしている中で、ふと自分の気持ちがモヤモヤしたり、疲れたと感じる方も多いのではないでしょうか?
転職活動を始めた時の高揚感だったり希望みたいなものが、だんだん日々の忙しさで見えなくなってしまっているときが僕自身ありました。
今回は僕のその経験をもとに
- 転職活動に迷ったり疲れたときに考えること
- 転職活動に迷った僕がコーチングを受けた話
を紹介していきたいと思います。
転職活動での書類作成や面接の対策と異なり、最終的な解決方法は自分自身の中にしかないとは思いますが、参考になれば幸いです。
転職活動に迷い疲れたら、現状や思考を整理する
本業と転職活動を両立していると、どうしても日々忙しく余裕がなくなり、活動をどうこなしていくかで頭がいっぱいになりがちです。
なので、1度立ち止まり自分自身の現状や思考の整理をすることも大切だと感じます。
このまま転職活動を継続して自身が置かれている状況は好転するのだろうか…?
本業と並行して、書類作成や日程調整など転職活動をしていくのに疲れてきた…
活動中にうまくいかないことや悩むことが増えてきたりすると、色々なことが頭をよぎることも僕自身ありました。
このようにモチベーションが下がっていると感じたときには、自分自身の状況や思考を俯瞰的に見て整理することで、また精力的に行動を起こせるきっかけになるかもしれません。
具体的には、以下のようなことを自分自身に問いかけるところから始めてみましょう。
なぜ転職活動を始めたのか?
転職するきっかけを思い出すことは、転職活動をする目的や方向性を改めて認識することに繋がり、自身の思考を整理するうえで重要だと感じます。
転職活動を進める中で転職を成功させることが目的になってしまっているというのはよくあることです。
転職自体はあくまで手段であり、自分自身がどうありたいかが目的です。
また、転職を始めたきっかけが「今の会社の残業が多い」「仕事にやりがいがない」などザックリとした理由だった方もいると思います。
転職活動を少し経験した今、当初のザックリとした思いを改めて深堀してみましょう。
残業が多くて嫌なのはなぜなのか
⇒長時間拘束されるのが嫌なのか
⇒今の仕事内容のまま残業が少なくなったら幸せなのか
⇒やりたいと思える仕事じゃないから苦しいのではないか
などと、そのきっかけを深堀をすることで自分の本当の思いが形になってきて、それが転職活動の目的になってきます。
自分が転職活動を行う目的を改めて再認識することで、求人応募や面接などの選考においても、自身の活動に納得感を持って進めることができると思います。
なぜ転職活動に迷い疲れているのか?
迷い疲れている理由を考えることは本来当たり前のことなのですが、日々、本業と転職活動で忙しく過ごしていると、しっかり俯瞰的に状況を把握出来ていないこともあると思います。
迷い疲れモヤモヤする感情は何なのか?を具体的に言語化できるでしょうか。
- このまま活動を続けて転職を実現したとして本当に幸せになれるのか?という迷いや不安
- 選考に落ち続け、また次の選考のための書類作成や日程調整を繰り返す疲れ
このような、言語化した理由について深堀し改めてよく考えてみると、
- 自分自身の幸せについて明確なビジョンがそもそもあるのか?
- 選考における反省を毎回しっかりできているか?選考の予定を詰めすぎてはいないか?
のように、更に考えられることが色々出てくると思います。
忙しい中でも1度時間を取って、迷いや疲れを感じている現状を整理することで、その理由を解決する糸口が見えてくるかもしれません。
無理やり転職しようとしていないか?
CM、中づり広告、書籍等で転職という言葉を目にすることも多いため、現状を変えるため自分も転職しようと考えるのは自然ですし良いことだと思います。
しかし改めてにはなりますが、転職自体は、願望を実現するための「手段」でしかありません。
本当に重要なのは、転職という「手段」より、なりたい自分を実現するという「目的」の方です。
なりたい自分を実現する手段として転職することは、もしかすると人によっては最適な手段ではない場合もあるかもしれません。
転職という手段の枠にとらわれず、実現したい自分について深堀することも検討してみてください。
自分自身と改めてしっかり向き合うことも大切
転職活動における現状や自身の思考を俯瞰して整理することが出来ると、
実現したい自分の姿や思いなど、答えが自分の中にあるようなものが少しあやふやであることに気づくかもしれません。
実現したい自分の姿や思いは、転職活動の目的やモチベーションに繋がっていきます。
なので、しっかりその姿がイメージ出来ていないと自分で始めた転職活動であるのにもかかわらず、迷いや疲れを感じてしまうのも当然です。
転職活動の土台が固まっていないなと感じれば、自分自身の内面にある気持ちとしっかり向き合う時間も大切だと思います。
本当にやりたいことは何なのか?
やりたいことを仕事に出来ればいいなと誰もが考えていると思いますが、自分が本当にやりたいことはこれだ!と自信を持って言えるものはありますか?
求人を見る時も、やりたい仕事というより、現職の業界知識も生かせそうで今の自分でもやっていけそうな仕事に応募していませんか?
年収・勤務地・残業・転勤有無など転職先を考えるうえでは、選択できる条件は色々あると思います。
ですが、やりたいことを仕事に出来ている状態が、働いていくうえでは目指していくべき目標であり、
自分が本当に思っている「やりたいこと」を最優先事項として大切にし、やりたいことを実現する手段を転職を含め考えていくのが理想的なのかなと感じています。
そのためにも、本当にやりたいことを自分が理解していることは大切です。
自分が幸せを感じる状態はどのようなものか?
自分が幸せだと感じれる状態を具体的にイメージできることも大切です。
やりたい事をやっている状態も幸せだと思いますが、それ以外にも少し視野を広げてみましょう。
仕事に関することでは、働き方や同僚との関係性、どのような環境で仕事をしているかなど。
もちろん仕事以外のプライベートでも、家族・友人との関係性、どこのどんな住居に住むか、将来的な家族構成など。
これらの幸せ要因も、転職を含め、どのような手段を選んで実現していくか考えていくうえでの指針になると思います。
コーチングを受けることを決めた話
僕自身、転職活動に疲れて活動を続けることに迷いを感じている時期があり、そんな時期に読んでいた書籍で、コーチングというサービスがあることを知りました。
コーチングとは簡単にいうと、コーチと呼ばれる様々なアドバイスをくれる方と会話しながら、自分自身の気持ちや思いを具体化していくようなサービスでした。
これまで書いてきたように、転職活動をもう一度モチベーション高く続けていくためにも、現状整理や自身と向き合うことが必要と僕は考えていたので
サービスの価格としては決して安いものではありませんでしたが、コーチングを受けてみることにしました。
最初は疑心暗鬼でもありましたが、コーチングを実際に受けてみると、自分自身としっかり向き合えている感覚もあり充実感を感じることが出来ました。
カリキュラムに沿って、論理的に自分の思いを言語化できる
僕が受けたコーチングでは、2〜3カ月のカリキュラムに沿って、週一回程度コーチと面談を行っていました。
面談する前までに、毎回カリキュラムに沿った宿題があり、それを実施したうえでコーチと面談しフィードバックを受けるような流れです。
宿題についても、自分のこれまで人生経験や価値観を掘り下げながら、自分自身の気持ちや思いを着実に1歩ずつ考えていく感じなので
論理的な思考に基づいて、自分の気持ちや思いを言語化できたと感じることが多かったです。
自分の思いに自信が持てるようになる
自分1人だけで自分自身と向き合い、気持ちや思いを明確にしようと思うと、出した答えが本当に自分が思い感じていることなのか、自信を持って言えないと感じることも多い気がします。
自分の考えは自分にしか分からず、ましてや正解があるものでもありませんが、その自信のなさが転職活動の迷いにも繋がってしまっているような気もします。
コーチングではコーチという他人に思いを聞いてもらい深堀りやフィードバックを一緒にしてもらえることで、
自分1人では気づかなかった違う視点で自分の思いを再度考えられることもあり、自身の答えに対する納得感も高まります。
このように、コーチと会話しながら論理的に自分の思いを形にしていくため、結果的に納得感の強い答えに自信が持てると感じました。
まとめ
転職活動に迷い疲れたと感じたときに行うこととして、現状整理と自分自身と向き合うことについて解説してみました。
転職活動によって今後の人生をよりよくしたいと本気で悩み考えるからこそ、迷いや疲れが出てくるのだと思います。
自分自身の芯となるものを、完璧でなくてもいいと思うのですが、納得感の高い状態で持っておくことが迷いない転職活動のためにも大切だと感じます。
結局は、悩み抜いて自分自身で答えを出していくしかないことではありますが、ここまで書いたことが少しでもお役に立てれば幸いです。
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