- 女性上司との関係が良くならない…
- 逆になんだか最近、さらに自分への対応が冷たい気がする
- 自分としてはすごく気を使って働いているんだけどなぁ…
事務職で女性上司と仕事をしていると、自分が嫌われているのではないかと思うことがあるのではないでしょうか?
また、何か嫌われるような事をしたのではないかなと、自分自身の言動を振り返り、悩むことをあるのではないでしょうか?
今回は、女性ばかりの事務職で女性上司のもと長年働いてきた僕の経験をもとに、
- 嫌われていると感じたときにまず考えること
- もしかしたら嫌われる原因かもしれない言動
について紹介していきたいと思います。
女性上司とうまくいかない原因は、あなたのせいだけでないから大丈夫
この記事を読んでいただいてるみなさんは、恐らく何か自分の言動のせいで女性上司とうまくいかない、合わないと思っている方々だと思っています。
しかし、うまくいかない原因は、あなたのせいだけではないです!
相手側にも原因があったり、自分の思い過ごしだったりするときもあります。
まずは、女性上司とうまくいかない、合わないのは全て自分のせいだと抱え込むのをやめましょう。
女性上司側にも原因はある
女性上司の特徴・考え方・個人的な事情が、関係構築においてうまくいかない1つの原因のときもあります。
女性上司の特徴として
- プライドが高く、こだわりが強い
- 男性社員へのハードルが高い
- 自身に厳しく、部下にも厳しい
など、事務職特有の特徴がある傾向が強いです。
また以下のような、プライベートも含めた様々な事情もあります。
- 女性上司自身の家庭環境
- 女性と男性における身体的違い
当たり前のことですが、人間関係がうまくいかないのは、どちらか片方の人間のせいだけでなく、お互い様です。
女性上司も仕事や家庭での様々な事情を抱えており、それが部下との関係構築へマイナスに作用している場合もあるのです。
うまくいってないと思っているのはあなただけかも
そもそもあなたは、女性上司と「うまくいっていない、嫌われている」となぜ感じているのでしょうか?
- いつも怒ってくる、ぷりぷりしている
- 接し方がドライ、冷たい
- 会話が出来ない、噛み合わない
など、いろいろ思い当たることもあるかと思います。
しかし、そのような上司の態度や言動はその人の通常運転かもしれません。
他の同僚、その中でも男性や若手の同僚などが自分と同じようにその女性上司から接されていたりしませんか?
他の同僚が怒られていると、「普通に部下教育として指導されているんだな」と思えたり
会話が噛み合っていないと、「どっちも口下手だからな」と思えたりしてませんか?
あなたと女性上司も、周りから見たらそんなもんであり、うまくいっていないと深刻に考えているのはあなただけかもしれません。
嫌われる具体的な言動 ~もしかしたら、うまくいかない原因かも~
女性上司とうまくいかない原因が、全てあなたのせいだけではないことは確かです。
ただ、女性上司側にも原因があるように、あなたの言動にもうまくいかない、嫌われる要因となるものがあるかもしれません。
女性上司との関係に限った事ではないですが、人間関係がうまくいかないときは、お互い様である場合が多いと思います。
そこで、僕自身が女性上司と働いている中で感じたり、実際に女性上司の反感を買ったりしていた、嫌われる言動を紹介します。
自身の言動と照らし合わせ、してしまっていると感じたものがあれば、気をつけた方がいいかもしれません。
ご機嫌をとる、おだてる
女性上司から仕事や業務について、何か教えてもらったり指導いただくときに
- なんでもご存知ですね、さすがです!
- ◯◯先生、教えてもらいたいのですが
など、こちらとしては気を遣ってご機嫌をとろうとするような言動は注意が必要だと思います。
前の上司が男性、特に年齢も若めで自分にとってよい兄貴のような存在だったときは、距離を縮めるためにもそのようなコミュニケーションをとっていたかもしれません。
ただ、女性上司の心情として男性社員へのハードルが高かったり、男性社員に舐められたくないという思いがあったりします。
その場合は、気を遣った言動がふざけていたり、舐めているような印象で受け入れられてしまう可能も高いです。
なので、関係性がある程度築けるまでは、素直で真面目な言動を心がけたほうがよいと感じます。
「手伝います!」
女性上司というか同僚への気遣いに近いですが、自分の手が空き、周りの女性社員の業務が忙しそうな時には「手伝います!」と気を使って仕事を分担しようとしませんか?
しかし、その「手伝う」という姿勢が
- 手が空くって、そんな余裕があったの?それなら最初から仕事量をこなしてよ!
- あなたがやらない分、こっちでやってあげてるんだけど!
などのように、女性社員の地雷を踏んでしまう可能性があります。
夫婦における、夫が家事を「手伝おうか」「ごみ捨てやっておいたから」などと、そもそも自分の仕事でないかのような言動に、妻が怒り狂う構図に似ている気がします…笑
このような言動を女性上司が見ていたり、社員間で情報がすぐ女性上司へ回ったりします。
チームやグループの仕事はすべて自分の仕事であると考え、素直に「やります!」「すいません、もらいます!」と業務を分けてもらうくらいの感覚で僕自身は取り組んでいました。
意見をすぐ言う
女性上司との会話や指導を受けている中で、自分の意見や考えを言うタイミングや伝え方は、気をつけた方がいいかもしれません。
自分の意見や考えを、相手が上司であっても言えることは大切であり、素晴らしいことだと思います。
ただ、女性上司も長い職場経験によるこだわりやプライドを持って話をされています。
それをまだ経験の浅い部下に、その場ですぐに意見されてしまうと「まだ何も分かっていないくせに」と、良い気持ちのしない女性上司もいらっしゃいます。
なので基本的には、女性上司に話していただいたことは素直に聞き入れましょう。
何か意見があったり、解釈の違いをあるときは、一度時間を置いてから伝えにいったほうが、女性上司と自分自身も冷静になり意思疎通がうまくいきやすいと思います。
または、少しずつ仕事で実績を出し、ある程度女性上司からの信頼を得たと感じたあとの方が、意見や提案を聞いてもらいやすいとも思います。
1人で仕事を完結させる
実際に対応するのが初めての業務などにおいて、社内マニュアルやメモなどをもとに、すべて1人で仕事を完結させてしまうのも場合によっては注意が必要です。
理解力が高く、飲み込みも早くて仕事が出来ることは素晴らしいことなので、それを否定する訳では全くありません。
ただ、もしミスしたときに1人で業務を行なっていたとすると、リカバリーも難しくなる可能性も高いです。
特に小さなミスがクレームなどに発展してしまうと、自分の力だけでなく、後続対応やイレギュラー処理の決裁など上司の力が必要になってくる部分もあります。
また、何かあったときに最終的に尻を拭かなくてはいけなくなるのは上司ですので、部下の業務内容や状況を把握しておきたいというのが上司の心情でもあります。
1人で完結出来てしまうような仕事でも初めのうちは、
- マニュアルなどで確認しつつも、「念のため確認させて頂いてもいいですか…」と上司や先輩へも確認をとる
- そのうえで、確認させてもらったお礼も兼ねて業務完了報告もしておく
などのように、それとなく報連相はしておいた方が無難だと思います。
ミスしたときの「備え」という感覚で、何でもかんでも1人で業務をするのではなく、自身の業務内容や状況を上司が把握している環境を作っておきましょう。
定期的に自分自身の言動を振り返るのも大切
以上、女性上司に嫌われるかもしれない言動について紹介しました。
まずは、女性上司とうまくいかない、嫌われているのは自分のせいだと抱え込まないのことが大切であり、少し心に余裕が生まれたら、自身の言動を振り返ってみましょう。
少しでも当てはまるようなところがあり、相手にとって良い気持ちがしなかっただろうと思う言動があれば、徐々に改めるよう心掛けていければいいと思います。
また、今回紹介した言動とは違いますが
- 挨拶が出来ない
- 一生懸命に仕事に取り組まない
など、そもそも社会人として最低限の行動が出来ていないこともありますので、定期的に振り返りましょう。
特に事務職は日々の業務に忙殺されがちで、初めは心掛けることが出来ていた誠実で素直な言動や振る舞いが、気づかないうちにおろそかになってしまっていることもあると思います。
こちらについては、女性上司に嫌われるというよりも、自分自身の社会人としての価値を落としてしまうことにつながりかねませんので、日々自問自答していきましょう。
振り返りの積み重ねが、今回紹介した言動を気をつけるだけでなく、女性上司側の気持ちになって言動が出来るような人間に、あなた自身を変えていってくれると思います。
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