- 転職エージェントに登録してみたけど、いきなりエージェントと面談するんだ!?
- いろいろ聞かれてちゃんと答えられないとまずいのかな…?
- 何か準備をしてから臨んだほうがいいのだろうか…?
とりあえず転職エージェントサービスに登録をして第一歩を踏み出したぞ!
これから求人をしっかり見ながら少しずつ活動していくぞ!
と思った矢先にすぐ
「転職エージェントと面談を行いますので、都合のよい日程を返信してください」
というようなメールが来て、何となく面談があることは知ってたけど、そのスピード感やどんなことをするのかを不安に思う方も多いのではないでしょうか?
結論としてはエージェントの方もプロなのでこちらが心配するようなことは全くなかったのですが
僕自身が大手エージェント3社に登録をして面談した経験をもとに
- 面談の流れや話す内容
- 経験したうえで、準備しておいてもよかったと思うこと
などを紹介出来ればと思います。
エージェントとの最初の面談は転職の方向性を共有する場です
転職エージェント会員登録後に担当エージェントと初めて行う面談は、担当エージェントとの顔合わせという意味合いはもちろんですが、今後の転職活動における方向性を話し合う場というイメージです。
転職活動における企業との面接とはもちろん全く違うので、何か気負ったり自分をよく見せたりする必要は全くないです。
自分自身について担当エージェントが丁寧にヒアリングしてくれますので、素直に自分の思いや考えを伝えましょう。
ヒアリング内容に沿って転職活動の進め方を相談・仮決定していく感じではありますが、今後活動を進めていく中で方向性が違うなと思ったときは、その都度方向転換や修正は全然可能です。
面談の実施方法などはこんな感じ
- 日程調整:エージェントサービスに登録後、電話またはメールが届き、面談日程を調整し決定します。大手3社においては、日付は土日も含めOKで時間帯も21時くらいまでの夜間帯も対応してくれていました。
- 所要時間:1時間程度
- 実施方法:ZoomやTeamsを利用したオンライン面談です。顔合わせの意味合いもあるため、基本的にカメラをお互いオンにして面と向かい話す感じになります。
面談の流れと内容
大手3社エージェントサービスにて僕自身も面談を行いましたが、 面談の流れや内容はどこもあまり変わりはありませんでしたので、下記に紹介します。
担当エージェントの自己紹介とサービス内容説明
まずは担当エージェントから自己紹介をしてもらえます。
僕の担当してくれた方々は転職経験がある方々でしたので、これまでの職務経験だったりをお話ししてくれました。
そのうちの1人が同じ金融業界出身の方だったので、状況を理解してくださっている感じがして親近感や安心感が感じられたのを覚えています。
また、登録した転職エージェントでの転職活動の流れやこれまでの転職事例などを紹介してくれます。
会員サービスサイトやアプリの使い方やそれを使った応募の仕方など具体的な説明などもありました。
転職活動のきっかけや理由のヒアリング
転職活動のきっかけや理由 = 今の会社をなぜ辞めようと思ったのかについてヒアリングがあります。
人間関係や家庭の事情など、はっきりとした理由があれば正直に話してしまいましょう。
あくまでエージェントとの面談なので、その理由がこれからの転職活動に不利になるようなことはありません。
また、理由が漠然とした不安や自分の中で明確になってなくても、そのように伝えましょう。
僕自身も正直この状況だったのですが、担当エージェントの方が少しずつ深堀りしてくれました。
自身が今感じている不満や不安が、すぐ、完全にというわけではないですが、徐々に形になって表れてくる感じがありました。
これまでの経歴や職務経験のヒアリング
新卒入社以降の社会人経験についてのヒアリングもあります。
経験してきた業界や転職経験の有無、これまでの職務内容についても簡単にヒアリングをしてくれます。
このヒアリングについては
- これから転職志望する企業への難易度や実現性を明確にする
- 転職活動を行ううえでの、あなたのセールスポイントをあぶり出す
というような理由から行われている気がしました。
難易度については「難易度が高いからそこの業界は無理」という話をされる訳ではなく、あくまでも事実として現状の立ち位置を理解するためのものです。
セールスポイントについても、今後の応募書類作成や面接対策をするときに必要になってくる部分ではあります。
今後の転職活動の方向性や大切にしたい軸の相談
ここまでのヒアリング内容を踏まえ、今後の活動において目指していく業界や職種の方向性、年収や勤務地等の条件についても相談しながら仮決定を行っていきます。
僕の場合は、
- 定期的な全国転勤が嫌
- 定期人事異動により現在所属しているクレジットカード部門から他部門に行きたくない
- IT系の仕事にも興味がある
というようなことが、面談でザックリ分かってきました。
なので、
- クレジットカードやQRコード決済などのキャッシュレス決済の業界
- お店の店頭で必要な端末などのインフラ・システムの開発・導入を行っている
- 転勤が原則ない、あるいは地域限定
というような企業を中心に応募を行っていこう、という方向性に一旦なりました。
こんな感じで仮決定した内容を元に、今後エージェントが求人を提案してくれたりサポートしてくれるようになります。
自身が目指したい方向性については今後の転職活動の中で変わってくることも多いとは思いますが、その都度方向転換することも、もちろん可能です。
準備はしなくてもいいけど、簡単にでもしておくとより有意義に
特に面談をする前に用意しておくことや準備しておく必要はなく、手ぶらで気軽に参加してOKです。
僕自身、転職エージェントへ登録した日から2日後とかに面談を行ったので手ぶらで臨みました。
基本的にはエージェントの方が面談を進めるうえでリードしてくれるので、こちらとしては聞かれたことを率直に回答していけば、転職活動の方向性が見えてくると思います。
ただ、実際に面談をしてみて事前に準備しておけばもっと有意義な時間になったかなと感じた部分もあったので、もし余裕があれば下記の内容もザックリ考えておいてもよいかもしれません。
自身の考えを簡単にでも言語化しておくとよりよいかもかも
面談の場で聞かれたことに対し、自身の素直な考えや気持ちをサクッと答えることが出来ればよいのですが、実際面談してみて頭ではザックリ浮かんでいるのですが、言葉が出てこないというようなことがありました。
なのであらかじめ
- 転職をしたいと思ったきっかけや理由
- これまでの社会人経歴
- 転職をすることで実現したい自身の未来の姿
などは、紙でもスマホでもなんでも構わないのでザックリ言葉に落としておいたほうがよかったと感じました。 僕自身、転職したい理由として「転勤が嫌」という漠然とした思いがあったのですが、なぜ嫌なのかが言葉で出てきませんでした。
「勤務地が変わるの」が嫌なのか、「異動により仕事内容が変わってしまう」のが嫌なのか
事前に考えて少しでも言語化しておくと、面談もスムーズに進み1時間という限られた時間の中でより深くエージェントと話し合いが出来ると思いました。
転職における条件面もザックリ優先順位をつけておけるとよりよいかも
先述の自分自身の考えや気持ちを言語化したうえで、転職をすることで実現したい条件面もザックリあぶり出し 「優先順位」をつけておくことをお勧めします。
年収、勤務地、職種、業務内容、勤務体系などの転職先によって条件が様々あると思います。
これらの条件をすべて自身の希望通り叶えてくれている求人は、希望条件にもよりますが、出会える確率が低いことも多々あります。
なので、もし内定をもらえた時に自分自身の中で納得できるよう優先順位は付けておいたほうがいいかと思います。
- 年収は現職の水準より低くなるのは絶対譲れないが、勤務地については全国どこでも大丈夫
- 商品開発に関わる仕事をしてみたいから転職を考えている、 それが叶うなら年収は現職の70%くらいまでなら下がってもいい
のような感じで、大まかに譲れないところ譲れるところを分けたうえで面談に臨めば、自身の納得感も高まると思います。
<まとめ> 面談で転職活動の方向性を定め、早く実際に動き出してみよう!
ここまで、転職エージェントと最初に行う面談の流れと準備しておいたほうがよいと感じたことを紹介しました。
エージェントとの最初の面談については、基本的には何の準備もせずに臨んでも全然大丈夫です!
もし時間と心に余裕があれば、面談も1時間程度の限られた時間の中ですので、自分の考えをザックリ言語化して整理した状態で臨めるとより有意義になるとは思います。
最初の面談は、運動を始める前の準備体操、料理で言うところの下ごしらえの段階です!
何はともあれ、とりあえず面談を行って方向性を形にし実際に転職活動をスタートしてみましょう!
コメント